親の習慣

「勉強しなさい」より「勉強は楽しい」と教える(子どもを伸ばす親の習慣)

子どもに「勉強しなさい」と言っても、やらない時があります。

子どもによりますが、一般的に年齢があげるほど、嫌がるようになります。

小学生なら高学年くらいから強制されるのを嫌うようになるし、中学生は親から一番言ってほしくない言葉は「勉強しなさい」だというアンケート結果もあります。

そういう時は、机に向かって教科書は広げるでしょうが、やる気がなければ、形だけになります。ダラダラして進みません。

小学生以上の子どもをもつ親の口ぐせで多いのは、「勉強しなさい」ですが、実はだんだんり効果がなくなってくるのです。

では、どうすればいいのでしょうか。

「勉強は楽しい」と教える

「勉強しなさい」と言うよりも、「勉強は楽しいよ」と教えてあげることで、子どもは勉強好きになります。

本来、勉強は楽しいものです。

勉強を通して、知らなかったことを知ることができます。

できなかったことができるようになります。

勉強を通して、自分がどんどん成長していけます。

新しい世界が開けてきます。

子どもが勉強嫌いになる理由は、テストで間違えるから。

間違ったことを叱られるからです。

間違ったら、それは、もっと伸びるチャンスです。

また、別のやり方で勉強し直したら、できるようになるのです。

難しかったことができるようになると、成長し喜びがわいてきます。

それも、勉強の楽しさなのです。

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結果よりも過程をほめる

子どもは失敗しながら成長します。

失敗はあっていいのです。

だから、間違っても叱らない。

むしろ、苦手でもがんばってチャレンジしていることをほめる。

そうすると、子どもはまたがんばります。

そのことをほめてあげるのです。

100点や90点を取ったのをほめていいのですが、その結果に至った過程をほめてあげるといいです。

点数よりも、がんばったこと自体はほめてあげるといいのです。

親も勉強している姿を見せる

それから、親も勉強している姿を見せて語って、その楽しさを子どもに伝えましょう。

本を読んで、読書の楽しさを伝えるものいい。

俳句や短歌を作って、新聞の俳壇や歌壇に応募してみるのもいい。

子どもといっしょに名文暗誦をしたり、計算をしたりするのもいい。

コンピュータで、新しい技術にチャレンジするのもいい。

公民館やカルチャーセンターの教養講座に出るのもいい。

お花を習って、お家に飾り付けるのもいい。

料理の勉強をして、新しい料理を家族に食べてもらうのもいい。

英語を勉強しなおして、海外旅行に行くのもいい。

自分の興味のある勉強をして、勉強して味わう感動を伝えてあげてましょう。

教師も勉強すると子どもに伝わる

教師も勉強していると、授業や何気ない会話を通して、子どもに伝わります。

「先生も、毎日、本を読んでいるけれど、読書って楽しいね。世の中にはまだまだ知らないことがいっぱいあって、勉強になることばかりだよ。

ただし、先生が読書に目覚めたのは、大人になってから。

子どものころに、子どもの心で、子どもの本を読んでいたら、もっと面白かっただろうなあって思うよ」

こんな言葉に刺激を受けて、子どもは読書が好きになっていきます。

★今日のプラスアップ1★

「勉強は楽しいよ」と教えてあげる  (^.^)