- 以前、島根県出雲市立大津小学校で教育講演させていただきました。
テーマは・・・
『子どもの生きる力を伸ばすためにできること~生活習慣を通して~』
でした。
講演の前には、次のようなテーマで小1から小6まで全クラスいっせいに、保護者対象の公開授業がありました。
1年 朝ごはんパワーで元気になろう
2年 甘いものに気をつけよう
・甘いものをとりすぎない、バランスのよい食生活
・早ね早おき大さくせん
3年 バランスのよい朝ごはんを考えよう
4年 すくすく育てわたしの体
5年 すい眠の大切さを考えよう
6年 メディア(テレビ・パソコン・ゲーム・ケータイなど)とのつきあい方
特別支援学級 ハッピー手洗い
私も教頭先生とともに、全クラスを少しずつ参観させていただきましたが、いずれもよく準備されたすばらしい授業でした。
特に感心したのは、この大津小学校だけでなく、数年前から、この地域では、幼稚園・保育園、他の小学校、中学校とも連携して、子どもたちの基本的生活習慣を確立するために、地域が一体となって地道な取り組みがおこなわれていることです。
特に力をいれているのが、次の3点です。
1.食生活の改善(特に朝ごはんをしっかりとる・甘いものをとりすぎない)
2.早寝早起き(良質な睡眠を確保する)
3.メディア時間の制限 (ゲーム等に勉強や家族生活の時間を奪われない)
昨今、子どもたちの学力低下、コミュニケーション能力の不足などが指摘されています。
が、このような基本的な生活習慣の土台があれば、学校でも家庭でも、子どもたちの知力・体力・気力はぐんぐん育っていくと私も考えています。
ただ、基本的な生活習慣はすべて、子ども任せでは決して確立できません。
大人の働きかけ・模範が、どうしても必要不可欠となります。
★今日のプラスアップ1★
親子で基本的な生活習慣を確立しよう。 (^.^)