豊かな心を育てるヒント

生き物を育てると命の大切さを学ぶ

子どもが「生き物を飼いたい」というときがあるかと思います。

子どもの希望をかなえてはあげたいものの、命あるものですから、ちゃんと世話できるかどうか、心配かもしれません。

子どもの教育、成長には何か良いことがあるのでしょうか。

ご参考までにヒントを書きます。

目次

生き物の飼育をとおして学びがある

子どもはたいてい、生き物が好きです。

猫でも、犬でも、小鳥でも、カメでも、金魚でもいい、
家で生き物を飼ってみたらよいと思います。

家族でいっしょに育てますが、
その世話の大半は子どもに任せたらいいのです。

生き物を育てるのは、楽しい半面、面倒なことです。

飼育を通して、子どもはいろいろなことを学びます。

飼い方を勉強しなければなりませんし、
毎日エサをやったり、掃除をしてやったり、
あるいは散歩に連れて行ってやったりしなくてはなりません。

もし自分が責任を放棄したら、あるいはどんな大切に育てても、
いずれ命はなくなるのだと知らされることもあります。

そういう苦労は、子どもをしっかりさせ、優しい心を育てます。

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絵本『ずうっと、ずっと、大すきだよ』から

『ずうっと、ずっと、大すきだよ』という絵本、ご存じでしょうか。

子どもの頃からいっしょに大きくなった愛犬エルフが
いつしか年老いしまいます。

でも、少年は毎晩、動けなくなったエルフに
「ずうっと、ずっと、大すきだよ」って言ってあげます。

そして、エルフが死んだあとも、少年は言うのです。

「いつか、ぼくも、ほかの犬をかうだろうし、
子ねこやきんぎょをかうだろう。

なにをかっても、まいばん、きっといってやるんだ。
『ずうっと、ずっと、大すきだよ』って」
少年はエルフのおかげで、愛することを学んだのです。

★プラスアップ1           

生き物の世話を子どもに任せる。  (^.^)