本を読む人は、ぐんぐん成長していきます。
それは、子どもに限りません。大人もそうです。
そして、まわりの大人が本を読む人であれば、子どもも感化されていきます。
私の新卒教員時代
私が大学新卒のときから勤めていた私立学校は、創立して間もない学校でした。
先輩といえば、自分より数歳上の教頭先生、一学年上の先輩たちで、教師の平均年齢は20台前半でした。
校長先生は、スペイン人の神父さんで、
「君たちは、教育のプロだから君たちに任せる」
と言われました。
自分たちの知識や技能、ましてや経験など、たかが知れています。
私たちが若輩者が成長するためには、互いに切磋琢磨して勉強することがどうしても必要でした。
優れた教師が近くにいて、教えを受けることができればよいのですが、地方の小さな学校にいては、遠くへ出かけていくこともままなりません。
そこで、どうしたか?
読書が一番の勉強
一番の有効的だったのは、読書でした。
本によって、時間と空間を越えて、古今東西の優れた著者(教育者)から様々なこと学んだのです。
読書を通じて、教育の知識や技能・技術など勉強し実践し、
そして反省し改善していくという日々を送ることで、自分の経験不足を補い、少しでも成長しようと懸命でした。
いまは教壇に立っていませんが、あの頃に蓄積してきたものや毎日読書をするという習慣がなければ、とても70冊以上の本を書くことはできなかったと思います。
当然ながら、親も毎日、子どもに向かい教育しています。
親が本に読む習慣があれば、親も親として成長していけます。
本によって得た知識や方法を子どもに教えることもできます。
さて、大人である私たちも読書が勉強として有効なら、子どもはなおさらです。
子どもたちにも「読書は一番の勉強だ」と言って、毎日読書をすることをすすめました。
読書が習慣となっている子どもにとっては、国語や社会の教科書の内容は、さほど難しくなくなります。
教科書では不十分な知識も幅広い読書によって、身につけることができます。
子どもも大人も成長していくために、非常な有効な勉強方法は、読書です。
★今日のプラスアップ1★
本を読んで教師も親も子どもも成長しよう。 (^.^)