親の習慣

あいさつは、まわり人への小さな思いやり(子どもを伸ばす親の習慣)

学校でも社会でも、あいさつはよい人間関係を築くために大切なものです。

あいさつをされると、された方はうれしいものです。

それは、相手が自分を気にかけていてくれる、
自分の存在を認めてもらっていると分かるからです。

逆に、知っている人と目があっても何も言われないと、
自分は何とも思われていないのかと非常にさみしい気持ちになります。

ですから、あいさつは相手を大切に思う心から生まれる
「思いやりの一言」です。

目次

家庭でできるあいさつ

家庭のなかでも、あいさつをする機会はたくさんあります。

「おはようございます」「いただきます」「ごちそうさま」
「いってきます」「ただいま」「おやすみなさい」
このようなあいさつが、夫婦間、親子間であるのならば、
家族の心は通い合います。

あいさつができる家庭は、互いを大切にしようと、
一人ひとりが気を配っている心温かい家庭なのです。

あなたのご家庭では、子どもがあいさつをしているでしょうか。

子どもは、家庭でしていなければ、外でもできません。

でも、家庭で習慣になったものは、外でも当たり前のようにできます。

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あいさつを習慣づける

家庭であいさつを習慣づけるための方法は三つあります。

1.まず、親が当たり前のようにあいさつをすることです。

親同士が毎日あいさつするのを見て、また親が子どもにあいさつすることによって、
子どもは自然とするようになります。

2.子どもがあいさつをしたら、必ず応えてあげることです。

たとえば、「いってきます」は、「いってらっしゃい(気をつけてね)」
という一言を期待して子どもは言います。
そうすれば子どもは安心して出かけられます。

「ごちそうさま」にも、「はい」という一言を返してあげるか、
「おいしかった?」と聞いてみるかして、コミュ二ケーションをとった方がよいと思います。

あいさつは一方的なものではなく、コミュ二ケーションの手段ですから。

3.「あいさつをしてくれて、うれしいよ」と、たまには言ってあげることです。

あいさつが当たり前になってくると、そのありがたみがわからなくなります。

「あいさつ」は、相手にとって、うれしくありがたいことです。

あいさつは、人を大切に思う心から生まれ、人を喜ばせる一言だと教えてあげるのです。

★今日のプラスアップ1★

人を愛し人に愛される第1歩はあいさつから (^.^)