ノート指導をきちんとすれば、どんどん伸びていきます。
私がいろいろな方から教えていただき、自分のクラスでも指導していた方法をご紹介します。
その方法は至って簡単ですが、効果抜群です。
★算数のノートの心がけ10項目★
最初は、下記の10項目を1つ1つ丁寧に指導します。
その後は、ノートの最初のページの横に次のような用紙をはっておき、ときどき自分のノートはどうか、自己採点させるのです。
すると、だんだん自分で気をつけるようなります。
そして、ノートは見違えるようにきれいになります。
その結果、算数の学力も上がってきます。
1.日付を書く。
2.ノートの真ん中に縦線を引く。
3.ページや問題番号を書くための縦線を引く。
4.ページを書く。
5.問題番号を書く。
6.2cm 以上の直線は定規を使う。
7.数字を正確に書く。
8.長い式の場合、等号(=)をそろえる。
9.答え合わせは赤ペンで、訂正も赤書く。
10.やり直しもノートにする。
10項目の意味(意義)
これらひとつひとつのことには意味があります。
特に、重要なポイントは8です。
1.日付 (ノートは記録でもあるからです)
2.ノートの真ん中に縦線を引く。(8のためです)
3 ぺージや問題番号を書くための縦線を引く。(スッキリします)
4.ページを書く。(当然ですね)
5.問題番号を書く。(当然ですね)
6.2cm以上の直線は定規を使う。(定規を使うのを習慣化します)
7.数字を正確に書く。 (ミスが減ります)
8.長い式の場合、等号(=)をそろえる。(ちょっとしたことですが、=を横にいくつもつなげると式が長くなり、視線の動きが大きくなるために、計算が遅くなり、間違いやすくなります。=を縦にきれいにそろえれば、計算は速くなり、間違いも減ります)
9.答え合わせは赤ペンで、訂正も赤で書く。(赤ですと、はっきり意識できます)
10.やり直しもノートにする。(多くの場合、このやり直しで子どもは伸びていきます)
慣れるまで細かく指導するのは、面倒のようですが、ノートを買った最初のページに10項目の用紙を張っておくだけでもOKです。
それだけでも、ノートは見違えるほど、きれいになるはずです。
このノート指導が徹底できれば、算数の学力は必ずアップします。
★今日のプラスアップ1★
算数のノート指導をする。
ノートがきれいになると成績はアップする。(^.^)