学力を伸ばすヒント

苦手な文章題を克服する

文章題は、男女ともに苦手としている子が多くいます。

特に、小5くらいになると、「+-×÷、どの記号を使えばいいか、わからない」という子がいます。

文章題ができるようになるには、どうすればいいのでしょうか。

いくつかの方法をお伝えします。

目次

文章題を克服するために

算数は積み上げの学習なので、いまの学習でつまずく場合は、前の学年の学習でつまずいていることが多いのです。

文章題を克服するには、次のような方法があります。

1.まず、文章をすらすら音読できるようにする。

男子の場合、読むのを面倒がって読み飛ばしているか、正しく読めていないために、カンにたよっているかもしれません。

2.数字や単位、問いのある文にアンダーラインを引く。

与えられている条件や聞かれていることをよりクリアーにすると考えやすくなります。

3.図や絵にする。

問題文をイメージ化すると考えやすくなります。

特に男の子は、視覚的に理解する力にすぐれているので、問題文の条件をかんたんな図にさせます。

図を描くのが苦手な女の子は、簡単な絵でもよいと思います。

4.考えている間は、ヒントを与えない。答えを教えない。

難しい問題を自分の力で解いたという喜びがあらたな意欲につながります。

5.これまで学習してきた「+-×÷」を使う四則演算のかんたんな問題を復習する。

四則演算の基本的なパターンはこれまで文章題で学習してきているはずですから、それをおさらいすれば、どの演算を使えばよいか、つかみやすくなります。

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文章題が得意になるために

6.自分で文章題をつくる練習をする。

自分で作ると、より四則演算の意味が理解できます。

7.友だちと教え合う。

女の子は教え合う(協力し合う)のが得意な子が多いです。

男の子のも教えるのが上手な子が結構います。

教えることで、自分も頭の中が整理され、よりよく分かるようになります。

算数が好きになります。

★今日のプラスアップ1★

文章問題は長期な練習で取り組む。

いろいろな方法でやってみましょう。 (^.^)