小中学校の基本的な学習は、漢字練習にしても計算にしても継続してコツコツやれると効果的です。
男子は、好きなことや面白いと思ったことは進んでやれますが、そうでなればさぼりがちで長続きしません。
その点、女子は、やらなればいけないことをきちんとできるのが強みです。
しかし、女子は自分の能力を低く見積もって、少し難しくなると、適当なところであきらめてしまう傾向がないでしょうか。
真面目に机に向かってはいても、文房具の絵や写真を見つめて物思いにふけったり、ノートに学習内容とは無関係の絵を描いていたりすることがないでしょうか。
そんなとき、より学習に集中させるにはどうしたらいいのでしょうか。
具体的な目標を設定する2つの方法
男子にも有効ですが、前回の「具体的な目標をもたせること」に関連して、2つ方法をご紹介します。
1.時間を短くする
たとえば、これまで10個の問題を10分間でしていたら、同じ量を7分間でチャレンジさせます。
もちろん、時間も自分で計らせます。
結果的に9分間かかっても、集中力は以前より増します。
2.課題の量を多くする
たとえば、これまで10分間で10問していた問題を15問にチャレンジさせます。
結果的に12問しかできなくても、集中力は以前より増します。
つまり具体的な目標を(少し)高くすれば、それをクリアーするためにやる気がでてくるのです。
ただし、その目標はその気になれば手が届きそうな目標でなくてはなりません。
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認める・ほめるで達成感が増す
以前より、集中できるようになったら、かならずほめてあげてください。
ほめられることで、達成感や喜びが増します。
次へのやる気が生まれます。
★今日のプラスアップ1★
具体的な目標を高くする。
いま以上の力を発揮できます。(^.^)