伸びるほめ方

兄弟に劣等感をもつ子に対してどう接するか?

兄弟に優秀な子がいて、比較されれば、普通は、劣等感をもち、「自分はダメなんだ」と思い込んでしまいます。

そういうケースは多々あり、有名人の中に子どもの頃、劣等感に悩まされた人は少なくありあません。

2人、例をあげます。

目次

アグネス・チャンさんは、ダメな自分が大嫌いだった

歌手・教育学博士のアグネス・チャンさんもそうでした。

子どもの頃は、落ちこぼれ、しかも自分のことが大嫌いだったそうです。

幼い頃から優秀な姉たちといつも比較されたからです。

後に女優となった長女は、誰もが認める美少女。

医者になった次女は、学校でいつも成績一番。

三女のアグネスさんは、平凡な子でした。

周囲からは、二人の姉と比べられるために、いつも劣等感をもち、勉強も何もやる気がなかったそうです。

その後、何が彼女を変えたのかは、こちらをご覧ください。

★「世の中で自分が一番不幸」な少女の転機(アグネス・チャン〉https://lucky.t-nakai.work/2019/04/16/story-54/

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遠藤周作さんは、落ちこぼれだった

作家の遠藤周作さんも、落ちこぼれでした。

秀才の兄は、飛び級で東大法学部に入学するほどの秀才でした。

それに引替え、周作さんの学校の勉強は全然できませんでした。

いつも周りの人からバカにされていました。

自分でも本当にバカではないかと劣等感に悩まされていました。

バカにしないのは、彼のお母さんだけ。

お母さんはこう言って息子を認めて励ました。

「お前には一つだけいいところがある。それは文章を書いたり、話をするのが上手だから、小説家になったらいい」

と言ってくれたのです。

遠藤周作さんは、本当に小説家になり、1955年に『白い人』で芥川賞を獲得するや、多くの人に感動を与え、愛される国民的作家となりました。

★今日のプラスアップ1★

兄弟との比較だけではその子の良さはわからない。

一つでも得意なことを見つけよう。   (^.^)