子どもを伸ばす言葉

さらに子どもの行動をほめる14の言葉

厳密には、ほめ言葉ではないものがありますが、子どもに親の愛情を示したり、子どもとの関係を良好にしたり、子どもを伸ばしたりできる言葉です。

……と思ったんだね

子どもはよく失敗します。
プロの教師は、それをとがめません。
「あなたはこうしようと思ったんだね」とその意図を理解してあげます。
「うまくいかなかったようだけど、わかってるよ」と気持ちを理解してあげます。
「でも心配することはないよ」と励まします。
「ここをなおすのにはね・・・」と教えて導きます。
すると、子どもは失敗を通しても、ぐんぐん成長していきます。

良かったね

「良かったね」と言ってもらえるだけで良かったなあと思えます。
「良かったね」と言ってもらえるだけでうれしくなります。
いっしょに喜んでもらうと、喜びが倍になります。

感動した

子どもといっしょに感動しましょう。
そして、「すごい!感動した」って言いましょう。
満天の星。大海のうねり。美しい音楽
「すごい!感動した」って言ってみましょう。
子どもの一所懸命なプレー、絵、工作、作文、演奏、歌、劇、踊り……。
「感動した」って言える親になりましょう。

朝ごはん、食べたね

朝ごはんは、毎日、食べるものです。
できれば、親子で。
「さ、朝ごはん、食べよう」
一日をがんばれるエネルギーがもらえます。
「朝ごはん、ちゃんと食べたね」
この言葉と朝ごはんで、一日を笑顔でがんばれるエネルギーがもらえます。

苦手なものも食べられたね

食べ物に好き嫌いがある場合は、無理に食べさせるよりも、料理を工夫し食べやすくすることです。
そして、食べられたら、「嫌いな野菜、食べられたね」「苦手なものでも、食べられたね」とニコニコほめてあげましょう。
苦手なものもだんだん食べられるようになってきます。

読書っていいね

本が好きな子は、将来伸びます。
本を読む子は、日々成長しています。
本を読むと、集中力がつき、知力が増し、考える力が養われるのです。
子どもも、本を読んでいるときは、そっと言ってあげましょう。
「読書っていいね」「本っておもしろいね」「楽しそうに読んでるね」
だんだん本が好きな子になっていきます。

ていねいに書けたね

ていねいに文字を書く習慣がついている子は、確かな学力を身につけていけます。
ていねいな学習を積み重ねていくと、子どもの学力は着実に伸びていきます。
ただし、うまい字が書けなくても、だいじょうぶです。
うまい字を書くより、心を込めて、ていねいに書こうとする態度の方が大事なのです。
「ていねいに書けたね」と、ことあるごとにほめてあげます。
すると、乱雑に書くクセは次第に直ってきます。

センスいいね

子どもが絵を描いたときは、ほめるに限ります。
「センスいいね」「いいタッチだね」「この線いいね」「この色きれいだね」「形がいいね」「そっくりだね」「うまいね」
どんな絵でもほめるところがあります。
ほめられると、子どもは絵をかくのが好きになります。
そして、ますますセンスを磨いていきます。

成長したね

子どもは自分の成長を喜びます。
ひとりでお留守番ができるようになったこと。
ひとりでおつかいができるようになったこと。
山登りをしても、途中で弱音を吐かなくなったこと。
他の子の世話ができるようになったこと。
「成長したね」「たくましくなったね」
その言葉を聞いて、よりいっそう自分の成長を自覚できます。

感心ね

「あら、自分からすすんで〇〇するなんて、珍しいわね。どういう風の吹き回し?」「へえ、九十点だったの。今度のテストは簡単だったんだね」
こんなイヤミを言われば、子どものやる気はしぼんでも仕方ありません。
「あら、自分からすすんで○○できて、感心ね」
「今度のテストではがんばったのね。よく勉強していたからね。感心だわ」
親が素直にほめてあげれば、子どももそれを受けとめ、素直にやる気を出せるようなります。

しっかりしてきたね

未熟な子どもですが、教えれば、しっかりとおつかいができたり、電話での受け答えができたりします。
「しっかりしてきたね」とほめてあげることで、自信をもち、ますますしっかりとするようになっていきます。

いいことしたね

子どもが何かいいことをしたら、ほめてあげましょう。
たとえば、バスでお年寄りに席を替わってあげたら、「いいことしたね」「お母さんも、うれしかったよ」と伝えましょう。
親切や善行を人前でおこなうには勇気がいるものです。
でも、ちょとした親切や善行が人を幸せにすることを伝えると、さりげなくできるようになっていきます。

喜んでもらえたね

何か良いことをするのは、人に喜んでもらうためです。
電車でお年寄りに席をゆずるのも、それがお年寄りをハッピーにするからです。
そんなとき、「あのおばあちゃんに、喜んでもらえたね」とほめてあげましょう

光ってたよ

大勢の中で、みんなが同じことを同じようにしていても、自分を見ていてほしいと子どもは願うものです。
「キラリと光ってたよ」「一番輝いてたよ」
わが子のよさを見つめる親には、わが子が誰よりも輝いて見えるものです。